両全会のお料理奉仕



                       平成28年6月16日(木) 

自立支援に向けた更生の支援を目的とする更生保護施設、
「両全会」では、どの様にすれば良好な更生の結果がでるか、
全国でも初の試みが行われている。

 この試みは「リ・コネクト」と呼ばれる、社会と再び関係を築く
という意味で、心理学的なアプローチから窃盗の再犯防止を図
る独自のプログラムとされる。
 「リ・コネクト」の責任者である早稲田大学の藤野京子は、窃
盗を繰り返している人たちは、どこか衝動性というか誘惑に負け
ている。
 我慢するだけでなく、自分にとって良い事であるという気づきが
持てる様促すことが大切との認識と語った。

 この施設での期間は6か月までであるが、社会復帰に丁寧な
時間が必要とされる現在社会に於いて、今後は2~3年のケア
が可能な施設の実現が課題でもある。

 今日の料理奉仕は、お味噌汁、サラダ、揚げ物で、皆様喜ん
で下さり、何よりでした。
 





















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